今回はこの回にもやったアリ地獄の570枚組の菱形三十面体色分けのアレンジバージョンなどです。
-5色分け-
前回は3色でしたが今回は5色分けです。
菱形三十面体色分けならば3色より5色でも映えるのかな。
分解図
19×30=570
19枚のユニットで作った全て合同な菱形のモジュールを30個組み合わせています。
前回は分解図をうpするの忘れました。。
いつも記事をポストした後になんか撮り忘れてたことに気づくんですよね。。
上の分解図を見てもらえれば分かりますが、一種の合同な図形のみで組むというのはこの回やこの回やこの回にもやった平面充填の考え方です。
まぁそもそもアリ地獄ユニットの一つ一つが菱形をしているので、570枚組は570個の菱形を敷き詰めた立体とも言えるのですが。
実はこの「1種の合同な図形を敷き詰めて組むアリ地獄」というネタも、あと5回ぐらいはやる構想があるんですけどね。
-ここから6色-
上の5色に黒を加えた6色分けが下です↓
5色までなら許されてた観がありましたが、6色(それも黒)を混ぜると一気にケバくなりました笑
黒は良くも悪くも強力ですねぇ。。
記念すべき第1回のポストでも言いましたが、正二十面体対称のユニット折り紙で30枚の面を6色で均等に対称に色分けしようとすると、1色が球の外周を囲むような配置になるので、作品によって角度によってはその色が見えなくなるんですよね。
(文章だと言いたい事が分かりにくいですね。。北極の上空からだと赤道が見えないのと同じ、とでも言えましょうか)
(実際には赤道直下から、水平線すれすれに北極星は見えるんですけどね。。)
下にその6色分けの全角度パターンを投稿します。
黒が消えて見えなくなる↓
赤が消える↓
水色が消える↓
緑が消える↓
黄色が消える↓
ピンクが消える↓
分解図
19×30=570
5色分けと6色分けを入れ替えはなんとなく島田荘司先生の『占星術殺人事件』を彷彿とします。(わかりにくい)
-ここからアレンジバージョン-
最初の5色分けの頂点に黒を持ってきたアレンジバージョンです。
原色に黒を加えるとどことなく南アフリカの国旗っぽさがありますね。
分解図
15×30+10×12=570
入れ替えた頂点比較
5つのユニットが集中する頂点の狭い所に5色を集中させると色が潰れちゃうんですよね。
対して黒は収縮色というのもあるかな。
その比較です↓
左が5色で右が6色。
ちなみに2つはねじれ組の鏡像になってます。
右は色が集まる頂点を塗りつぶしているので、色数を増やしてるのにややパッキリ見えます。
私はこれを「角を丸くする」と呼んでます。
まぁ今考えたんですけど。
これは特にブログやSNSの場合……アプロしたフォトをモニタでみる場合は、色分解や発色や画素の問題は避けられないので気を使います。。
頂点を抜き取った状態
570-120=450
ユニット数の1/5以上が無くなっても自立するのがすごいですね。
ハニカム構造は蜂が蜂の巣に採用しているだけあってすごく頑丈です。
ちなみにハニカム(honey comb)ってそのまま蜂の巣の意味です。
抜きとった頂点を組み合わせた120枚組。
10×12=120
前述の通り、アングル変えても見え方はあんまり変わりませんね。
今日はイースターなんでイースターエッグっぽいものを作ってみました。
去年もやったんですけどね。
イースターを派手なユニットをやってもいい免罪符にしてますね。。
今回は画像も多く記事も多いので、表示を小さくしたりリンクを短くしたりして縦長になりすぎないようにしたんですけど、長い時は纏めた方がいいのか、分割したほうがいいのか……?