二そう舟ユニット・120枚組(斜方二十・十二面体6色分け)
今回は二そう舟ユニットで作った斜方二十十二面体の6色分けを2つです。
まずは四角形ごとに色分けしたテトラ組み。
この回の斜方二十十二面体のテトラ組みと何が違うの?というと、色が1つ増えています。
あと毎度のことですが、隣りあうユニット(この場合はユニット4つでできたモジュール)の色が被らずに、色ごとの配置が合同になるように組んでいます。
分解図
前回も言いましたが、ちょtっとジュエルっぽく見える気がする。
もしくは画像が正方形なのも相まってクラブ系コンピアルバムのジャケットみたいな(伝わるかな)
-その2-
この組み方は、上のテトラ組みとは違ってユニット一つ一つの色が隣り合わない様に組んでいます。
隣り合わないと言っていますが、頂点の対角側は色が被ってもOKにしています。
というか、この斜方二十十二面体は全ての頂点形状が合同で、頂点から出る辺の数が4本になっていますが、その全てで対角にくる色が同じになるように組んでいます。
そのためにこんな風に帯が表面を這うような模様になります。
そしてこの組み方も、12枚ある全ての正五角形に加えて、さらに30枚の全ての正四角形と20枚の全ての正三角形で色が被らない様に組んでいますが、この組み方はそれを視覚的に分かりやすく示していると思います。
一つの色が一本の「輪」になっているので、同じ五角形、四角形、三角形で色が被りようがないですから。こんな感じ↓
また、今回の組み方は色ごとの「輪」が正十角形になっていて、これはこの回にやった二十十二面体と同じです↓
二十十二面体は6枚の正十角形で構成される多面体でしたが、今回の斜方二十・十二面体は12枚の正十角形で構成されている多面体とも言えられます。
今回の2種類の組み方は両方とも 6色×20枚=120枚 で色数は一緒ですが、組み方によって全く表情が変わるのが面白いですね。