ユニット折り紙の部屋*ポリコラルウィールス

ユニット折り紙の事をつらつら綴り

アリ地獄・840、360、120枚組(正四面体色分け)

今回は前回もやったアリ地獄の840枚組の正四面体色分けです。

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「正四面体色分け」って言われても大抵の人は「?」ってなると思いますが……(それもアリ地獄で)、今回のも前回まで続けている平面充填のシリーズです。

全て合同な4枚の正三角形を、アリ地獄840枚組の表面に貼り合わせています。

1枚の正三角形に1色ずつ割り当てた計4色です。

…この実は正二十面体対称を持つ組み方で4色分けというのはけっこう鬼門なのですが……前からやりたかったテーマでもありました。

実はこの4色分けも何回か後のポストで……

 

 

 

 

今まで正二十面体対称正八面体対称の作品(アリ地獄含む)は何度も投稿してきましたが、正四面体対称をテーマにした作品は今回が初めてだったりします。↓

 

Tetrahedral symmetry - Wikipedia

 

正二十面体もこの正四面体対称を持った正多面体でもあるんですねぇ。

それをテーマにした別の作品も2回、3回後に投稿する予定です。

さらにこの正四面体対称をテーマにしたアリ地獄60枚組とか66枚組とかもその内投稿する予定なのですが今回はプレ登場ですかね。

 

 

 

 

面数がたった4枚の正四面体を正二十面体の表面に張り付けても、のっぺりとしていてなんだか形が把握しづらいですね。

過去の何度かテーマにした「境界線で色分けをしない」というスプリンター迷彩でもあります。

また下の二枚のフォト↓はフチの方に色が少しはみ出して見えますが、本来なら正四面体をこの角度から見ても色ははみ出して見えないんですよね。。

まぁ私は「ユニット折り紙だから出来る」と解釈しています。

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サイズ比較のために210枚組と

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この回にも説明しましたが、2乗3乗の法則によると、アリ地獄はユニットサイズを1/2にしてユニット数を4倍にしたものと組み上がりのサイズが一致するらしいです。

 

↓は再掲載の360枚組と480枚組です。

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この2乗3乗の法則は「ねじれ組み」でもちゃんと成り立つんですね~。

上の比較画像は、この「ねじれ組み」が本当に840枚で出来てるの?って証拠(?)でもあるのかな。(前回もそんな事を言いましたが)

ちなみに今回の840枚組はこの回に紹介した「ねじれ組み」ですが、過去に「ねじれ組み」の式は 「30×z^2+30×z+30」 「30×z^2+90」 の二つを紹介しましたが、どこかで予告した通りにそれ以外の式で組んだ「ねじれ組み」もぼちぼち投稿する予定です……1110枚組とかね……上の式のどっちでも解けないでしょ?

 

 

 

 

ちなみに上の比較に使った210枚組ですが、840枚組と比較するために組んだ新作だったりしますね。

即席だったのですがトロピカルカラーで気に入ってます。

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なぜか光源2つで撮ってるので影が2つありますね。。

なぜそんな事したのか、思い出せない…

 

 

あまりにも気に入ったので白を混ぜたアレンジバージョンも組んじゃいました。

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こっちのが好きかも。

 

 

 

 

分解図……を投稿したかったのですが、上のアレンジとか組んでたら撮るのを忘れましたw

作品を作って撮って記事を書き終えるまでには、数週間ぐらいのズレがある事もあるので、もう上の作品はバラしちゃってて後の祭り……

ちょっと前の記事で分解図を撮るのよく忘れるって言ったばかりなのにもう忘れるというニワトリ頭ぶり……

 

改めて840枚組の分解図を組み直そうとしたのですが、同じ事をやるよりも別の作品を組んだ方がいいかなと判断したので、同じく正四面体色分けの360枚組と120枚組をポストします↓

840枚組を1つ組むより、360枚組と120枚組を組んだ方が早いってのもあるんで。

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分解図

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30×4=120 、 90×4=360

右の360枚組は840枚組との比較のために同じ色で組んだのですが、比較の為なら別の色の方が良かったかな……

全て合同な4枚の正三角形を、正二十面体の表面に貼り合わせています。

上でも言ってますが、曲面の表面に貼り合わせるので、本来なら尖がっている正三角形が「丸みのある三角形」になってますね。

 

 

 

 

今回は次回以降の記事の予告を計5回も張っているのですが、、更新をサボらないための自分への発破だったりしますね。。

あと忘れないためのメモ代わり。。