今回は二そう舟ユニットによる、
「ゴールドバーグ多面体(価数=4、特徴量=8)」
の8色分けと4色分けを1つずつです。
毎度ですがリンクと画像を貼らしてもらいます、下の画像の左から5つ目の多面体(Q=8)です。
今まで左から4つ目の多面体(Q=5)は何度も投稿してきましたが、その右隣の多面体は今回が初めてです。
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20161222/index.html
©2017 科学技術振興機構
まず8色分け
辺の数=ユニット数は96です。
そして色分けする時のいつもの条件「同じ色同士が隣合わずに、かつ合同に対称的に色分け」されています。
まぁ見ての通り帯状の色分けです。
8色分けなので、ユニット12個でできた8本の帯(輪っか)でこの多面体が構成されています。
(12×8=96)
次に4色分け
この4色分けも上の8色分けと一緒で「同じ色同士が隣合わずに、かつ合同に対称的に色分け」で組まれています。
と言っても、8色の帯の中から交差しない2本を選んで同じ色にしただけです。
同じ色に塗られた2本の帯は、線路のように並走しているので交わることはありません。
なので全体で見ても同じ色が隣り合う事はないのですね。
(向かい合ってはいますが)
以下補足……というか独り言、覚書
8色分けは、任意の1本の帯に、10本の交差する帯と1本だけ交差しない帯がある。
対して4色分けは、4本の線路が形状もそれぞれの配置までも全て合同。
なので対称度は8色分けより4色分けの方が高い。
でもより対称度の高い分け方(例えば拡散型)や、3色分け、6色分け、12色分け、16色分け、24色分け、32色分けなどもやるかは未定……