ユニット折り紙の部屋*ポリコラルウィールス

ユニット折り紙の事をつらつら綴り

ユニット「アリ地獄 」750枚組

イースターなのでアリ地獄でイースターエッグっぽいものを作ってみました。

一週間過ぎてますけどね。。

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-2アングル-

 

ちょっとケバケバケバしいかな?

だって私のイースターエッグのイメージってこんなんだし。。

7色も使ってデーハーですが、アリ地獄はユニット数が増えるほどに新たな模様パターンが出現します。

せっかくの750枚組なので少ないユニット数ではできないパターンにチャレンジしてみました。

いつかアリ地獄で地球儀とか作ってみたいですね。嘘です。

 

 

上のやつのプロトタイプ的な。
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イースターエッグではなく、恐竜の卵みたいな縞模様や斑模様のイメージ。

イメージですけど。(恐竜の色って想像で決められてるって知ってました?)

 これはこれで気に入ってます。

 

 

 

この750枚組ですが、ユニット折り紙ファンタジーには載っていないので一応組み方を解説しておきます。

750枚組は、480枚組の時に説明した「30×n^2」のグループで、n=5のユニットです。

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こんな風に「30×n^2」のグループは正二十面体の頂点にくる正五角形が、頂点と頂点が向き合うような配置になっています。

 

 

こちらはn=3の270枚組

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こちらはn=4の480枚組

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この組み方は本にも載っているので、改めて説明しなくてもいいかもしれませんが、、480枚組の時にも説明した2乗3乗の法則の証明になっている気もします。

上の画像を見てもらえれば分かりますが、「30×n^2グループ」のアリ地獄の30→120→270→480→750枚組と、nの数が増えていく度に五角形の間に入る菱形(ユニット)が一つずつ増えていきます。

 

 

 

こんな風に「30×n^2グループ」の組み方は美しくシンプルですが、480枚組の時に一緒に紹介した 「90×n^2グループ」はほんのちょっとだけ組み方が複雑です。

そんなわけで次回はアリ地獄の810枚組の登場です。