桔梗&another(30枚組、10色分け)
。。。今回も独り言な発言が多いです。。。
今回は布施知子さんのユニット折り紙ファンタジーから「桔梗」と、もう一つの作品との二つです。
黒バックに黒い折り紙を使うという夜間迷彩。
下のフォトは、10色づつ3枚のユニットを計30枚作りまして、それを正二十面体の辺に当てはめて組んだ作品です。
インベーダーみたい
今回の作品なのですが、作品の名前やどの本に載っていたのかという情報を失念してしまいまして、、すみません。。
知っている方がいたら教えてください。。
なぜこの作品を選んだかというと、今回のテーマにそぐっていたからですが、今回の作品は「10色づつ3枚のユニットを計30枚」という条件で組んでいます。
この回に予告していた10色分けです。
この回でも10か所分けはやっていますが、10色分けと10か所分けは多少意味合いが異なります(当ブログでは)
もう少し条件を詳しく言うと、
a, 隣り合うユニットの色が被らない。
b, 色ごとのユニットの配置が合同。
c, できるだけ対称的に配する。
の3つの条件を全て満たした組み方をしました。
条件bの「色ごとのユニットの配置が合同」ですが、この10色組では色ごとの3枚のユニットが正三角形の配置になっています。
そして条件cの「できるだけ対称的に配する」ですが、三ヶ所分けの場合、正三角形は最も対称的な配置ですね。
下にその正三角形の配置が分かるアングルを全10色分を投稿します。
青が正三角形配置になる↓
緑↓
赤紫↓
オレンジ↓
黄色↓
ピンク↓
白↓
黒↓
ストライプの千代紙↓
黄緑↓
分かりにくいですかね。。
でも球の外周の三か所に配されるので作品次第によってはその色が全く見えなくなります。。
いつも投稿している薗部ユニットや二そう舟ユニットやアリ地獄ユニットでもこの「10色×3枚=30枚」の色分けはできるのですが、でもそれだと見づらいので今回のユニットをチョイスしました。
できるだけ見やすいのを選んだのですが、それでも見づらいですね。。
世界三大コーヒーと云われるブルーマウンテン、キリマンジャロ、コナはそれぞれ赤道付近にありますが、経度はかなり離れていて地球をすっぽり囲っています。
またガンダム00では未来の地球が米国、欧州、赤旗の三陣営に分割され、それぞれが赤道下に経度120度ごとに軌道エレベーターを築いているという世界です。
それと一緒ですね……いらないですか?この喩え……
前記の3つの条件で組んだ30枚組の、3色分けと5色分けは6色分けは過去に↓の回などにも投稿していたのですが、 10色分けは今回初めて投稿します。
改めて3条件
a, 隣り合うユニットの色が被らない。
b, 全ての色ごとのユニット配置が合同。
c, できるだけ対称的に配する。
上記の条件aの「 隣り合うユニットの色が被らない」ですが、この条件を満たすだけだったら色数を増やすほど簡単になります。
対称性などを無視して単に隣の色が被らないだけだったら、別に7色分けでも13色分けでも22色分けでも30色分けでもいいわけですから。
あ、30色分けだけは完全に合同な対称な配置になりますね。。
ただし組み方は30の階乗なので265252859812191058636308480000000通りになりますけど。。(やりませんけど。。
あとこれも思考実験ですが、15色2枚づつの色分けの場合でも、その2枚を時計の12時と6時の配置になるように対面に置けば、全色が合同に対称的に色分けできます。
また2枚を12時と3時の配置のような90度の配置に置いても全色合同に配置する事はできますが、この場合は上の対面配置よりはやや対称度が低くなります。
また10色分けを、5色分けの「5色×6枚=30枚」を利用して1色ごとの6枚を2色に分割して3枚ずつで計10色にする、、という技もできるんですが、この場合でも条件aとbは満たせてもcの対称性は低くなります。
(対称性というのは段階があるので、対称性が「低くなる」と表現しています)
また「条件aを無視して、bとcを満たして組む」とすると、この回にやった集合型の色分けになります。
さらにaとbだけ満たしてcが満たせない……という色分けもあるんですが、それも何回か後に投稿します。。
-ここから桔梗-
実はこの桔梗も上の作品と同じパターンで10色30枚組で組んでいます。
……ですが、同系の色を使っているのでちょっと分かりづらいし、それに桔梗だと上でやっている上空からの判別がしづらいんですよね。。
まぁ習作も兼ね作りました。
もちろん桔梗はキレイな作品なのでお気に入りです。
もっと枚数の多い桔梗も今組んでいる最中です。