ユニット折り紙の部屋*ポリコラルウィールス

ユニット折り紙の事をつらつら綴り

風車フレーム・30枚組2種

今回はユニット折り紙ファンタジーから風車フレームを2種類です。

まずは本にも載っている30枚組です。

f:id:ccot_tonn:20200615003005j:image f:id:ccot_tonn:20200615003048j:image f:id:ccot_tonn:20200615003020j:image f:id:ccot_tonn:20200615003336j:image

 

風車フレームは前回この回にもやった「足が4本のユニット」なので、30枚組を組むと「頂点数が30で価数(頂点から伸びる辺の数)が4の二十十二面体になります。

実ははこの風車フレームの赤いユニットはこの回に使ったユニットを流用しています↓

f:id:ccot_tonn:20200624144153j:plain

この時は24枚組で組んでいたので、「頂点数が24で価数(頂点から伸びる辺の数)が4の斜方立方八面体になっていますね。

 

 

分解図

f:id:ccot_tonn:20200630172740j:image

白いユニットが6枚、赤いユニットが24枚で組んでいます。

前回やそれ以前にも桔梗など「足が4本のユニット」について説明しましたが、桔梗などは隙間なく組み上がる系のユニットなので意図が伝わりづらかったかなと思いましたので、今回は組み上がりに隙間ができる風車フレームで再度エントリーしました。

 

過去のポストで何度か述べていますが、二十十二面体は正八面体対称を持つ多面体で、この6つの白いユニットは「正八面体の6つの頂点に対応した箇所」に配置されています。

色を1色に統一していないので、統一感と美しさが損なわれている気がしますが、、それにはもう一つ理由があります。(後述)

それに1色で統一して組むと本に載っている見本とそのまま同じになってしまうというのもあるので。。

 

 

 

ここからは前回の桔梗二そう舟ユニットで何度もエントリした32面体です。

f:id:ccot_tonn:20200615003238j:plain f:id:ccot_tonn:20200615004352j:image f:id:ccot_tonn:20200615004548j:image f:id:ccot_tonn:20200615004637j:image f:id:ccot_tonn:20200615004832j:image

 

この32面体も、上の二十十二面体と同じ「頂点数が30で価数(頂点から伸びる辺の数)が4」の多面体なのですが、組み方が異なります。(分解図は全く同じです↓)

f:id:ccot_tonn:20200630172740j:image

 

そしてこの32面体正八面体対称を持った多面体です。

なのでこちらの32面体でも、6つの白いユニットは「正八面体の6つの頂点に対応した箇所」に配置されています。

なので上の二十十二面体とこの32面体のそれぞれの6つの白いユニットの配置は合同になっています。

32面体正八面体対称を持った多面体というのは、これまで何度もエントリしている割に言っていませんでしたが、、まぁ見た目で分かりやすいかと思います)

 

 

 

この二十十二面体と32面体の比較は過去に何度もやっていますが、、↓

f:id:ccot_tonn:20200624151859j:plain

f:id:ccot_tonn:20200624151848j:plain

f:id:ccot_tonn:20200624154529j:plain

 

なぜ何度もやるのか、、「やりたいから」としか言えませんね。。