ユニット折り紙の部屋*ポリコラルウィールス

ユニット折り紙の事をつらつら綴り

二そう舟ユニット・60枚組(ゴールドバーグ多面体(価数=4、特徴量=5) &その双対・3色分け

今回は二そう舟ユニットで「ゴールドバーグ多面体(価数=4、特徴量=5)」と、その双対多面体の3色分けです。

「ゴールドバーグ多面体(価数=4、特徴量=5)」って何?と思われるかも知れませんが、これが今回の立体の名前です。

ただしこれでは長いので以後は「32面体」と呼びます。

詳しくは下のリンク先を参照してください。

 

 

https://www.jst.go.jp/pr/announce/20161222/index.html

 

 

画像もお借りしました。この左から4つ目の立体です。

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©2017 科学技術振興機構

 

 

 

-32面体-

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ユニット数は3色×20枚=60枚です。

 

 

 

ここからの立体は上の32面体の双対多面体です。

名前が分からないので仮に「30面体」と呼びます。

双対なので辺の数=ユニット数は60で、32面体と同じです。

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ユニット数は3色×20枚=60枚です。

 

 

 

今回の2つの立体の32面体30面体も、今までと同じように「隣り合う3色が被らずに、各色ごとの配置が合同」という条件で組んでいます。

 

 

 

比較:前々回の二十十二面体と菱形三十面体

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左から

32面体(面の数:32、頂点の数:30)

30面体(面の数:30、頂点の数:32)

二十十二面体(面の数:32、頂点の数:30)

菱形三十面体(面の数:30、頂点の数:32)

 

辺の数(=ユニット数)は4つとも60で同じです。(それが双対なのですが)

それに加えて、32面体と二十十二面体、30面体と菱形三十面体がそれぞれ面の数と頂点の数が一致しているのが面白いですね。

 

 

 

今回どうしてこの立体を選んだかというと、前回の変形立方体と、前々回の二十十二面体と同じで辺の数が60で一緒だったからなのですが、実は選んだ理由はもう一つ、いやもう二つばかりあります。。

なので次も32面体をやります、、、以下次回