今回はアリ地獄270枚組の3色分けです。
今回の270枚組は正六面体で色分けしています。
6枚の四角形で構成された立体……要するにサイコロですね。
それを球体の表面に(より正確には二十面体)張り合わせてます。
イメージとしては『ごきげんよう』で小堺一機が投げていた丸みのあるサイコロのイメージですかね(どんな喩えかな)。
6枚の四角形を張り合わせてできた球体というとバレーボールなんかもそうです。
他にもサッカーボールやテニスボールも布や皮を張り合わせた球体ですが、昔の人が「球」を作ることにいかに腐心してきたかが、作っている最中になんとなく想像できました。
(サッカーボールが切頂二十面体でできてるというネタはこの回にやりました)
今までのアリ地獄はほとんど正二十面体対称で色分けしていました↓
(以前エントリした270枚組。左側と中段の6枚が正二十面体対称で色分けで、右側の3枚は別パターン)
この回も今回も3色しか使ってません。
これまではテキスタイルというか手芸細工のような細やかな配色が多かったですが、今回はつや消しされたマットなベタ塗りな配色です(こんな言い方で合ってるかな?)
分解図
45×6=270
この6枚の四角形は、それぞれ45個のユニットで構成された全て合同な四角形です。
これまでは正二十面体対称で組まれたアリ地獄を正二十面体対称で色分けいていましたが、今回は正八面体対称で色分けしています。
なので、頂点や辺や面ごとに色分けしないスプリンター迷彩みたいになってます……ってのは前回もやりました。
けっこう前に正八面体対称をテーマにしたアリ地獄をやるって予告しましたが、今回はその第一段ですかね。
(上のユニットは正六面体で色分けしてますが、正六面体は正八面体対称を持っているので、正八面体対称って言い方で合ってるのです(ややっこしい))
立体視しやすくするために正二十面体の頂点を赤で色分けしてみました。
分解図
立方体の展開図の配置
ちょっと前にアリ地獄は枚数が増える程に模様パターンも増えると言いましたが、少ない枚数と色数でどれだけパターンを作れるかってのもテーマであります。
……最近のポストではアリ地獄のユニット数がインフレ傾向にあって感覚がマヒしてますが、、270枚でも十分多いですけどね。。